なぜ私はサイエントロジー教会を批判しているのか

ヒカリです。

この記事では、改めて私がこのブログを運営している理由
「なぜサイエントロジー教会を批判しているのか」をお伝えしたいと思います。

私は、約20年間にわたって
サイエントロジーという宗教団体に所属してきました。

1992年には東京オーグにスタッフとして参加し
2007年には上級組織CLOANZOに異動しました。

技術的なトレーニングは
アッパーインドックTRまでしか行っていませんが
管理運営のトレーニングとエシックスのトレーニングは
いろいろ受けてきました。

PCとしては、東京とフラッグでオーディティングを受けました。

トレーニングとオーディティングから
得られた気づきも多くあります。

サイエントロジーの技術のすべてがインチキとは思いません。

そもそも、インチキであったら
さすがに20年もスタッフでいることはなかったでしょう。

しかし
内部にいた時に、さまざまな疑問を感じていました。

・なぜサイエントロジーのサービスはこれほど高額なのか?

・なぜ借金してまでサービスや書籍を買わせるのか?

・人を助ける組織なのに、スタッフはみな自分のポストでの成績しか考えていないのはなぜ?

・慈善団体なのにお金を持っている人しか救わないのはなぜ?

・なぜシーオーグでは妊娠した女性に中絶を強要するのか?

・なぜポストの職務よりも電話でのセールスの方を強く押されるのか?

・なぜスタッフの福利厚生に注意が払われないのか?

・なぜインハウスで印刷している書籍が高額なのか?

・なぜ完全なる自由を目指す組織の中にいて私は幸せでも自由でもないのか?

 

なぜ?なぜ?なぜ?

・・・

周囲からは、「貢献的なスタッフ」と考えられていた私ですが
心の中には様々な葛藤をいだいていました。

サイエントロジーを信じたい気持ちと
自分の中に積み重なっていく疑問。

結果的に、
私はスタッフとして教会の中にいることが耐えられなくなり、
2011年にサイエントロジーを去りました。

そして、辞めてから数年後・・・

たまたまネットサーフィンをしていて
衝撃的な動画を見つけました。

それは、フラッグの元キャプテンであったデビー・クックの動画です。

 

最近サイエントロジーに参加した方はご存じないかもしれませんが
デビーはかつてサイエントロジーのメッカと言われる
フラッグを管理していた上級役員です。

そんな上級役員である彼女は
私が知らないうちにサイエントロジーを辞めていました。

 

そして、この動画内で
デビー・クックは、教会の運営に関する
衝撃的な事実を暴露しています。

・サイエントロジーのリーダー、RTC議長デビッド・ミスキャベッジ氏による側近への暴力行為。

・多くの役員は、ミスキャベッジ氏により、強制収容所のような施設に監禁され、虐待を受けていた。

詳細は動画をご覧になっていただきたいのですが
空いた口がふさがらないとはこのようなことでしょう。

私が20年間も所属していた、慈善組織の背景に
こんな非人道的な一面があったとは・・・

初めは信じられませんでした。

しかし、調べていくうちに
何人もの役員がサイエントロジー教会を去っていることがわかりました。

OSAの責任者であったマイク・リンダー。

RTCの役員であったマーティー・ラスバン。

プロTRフィルムでジョー役を演じたダン・クーン。

また、スタッフ以外にも
オリエンテーションフィルムに出演した俳優ラリー・アンダーソン、

How E-meter Worksに出演した俳優のマイケル・ファーマン。

彼らの体験談を読むうちに
サイエントロジー教会の真実の姿が少しずつわかってきました。

サイエントロジー教会とは
お金と労働力を搾取するシステムだったのです。

 

ここまで読んで、

「サイエントロジーを非難するあなたはSPだ!」

「反社会的な人間によるデマだ!」

と決めつける前に、
実際に、サイエントロジーを去った人たちが
なんと言っているのかをあなた自身で調べてみてください。

1.デビー・クックの動画を観る

→ 元サイエントロジー上級幹部の告発

 

2.リア・レミニのドキュメントを観る

→ リア・レミニの私は元サイエントロジー信者

 

その結果、サイエントロジーは正しい、少しでも悪くない
と思われるのであれば、構いません。

しかし、
「ちょっと待てよ?!何かがおかしい」と感じられたら
サイエントロジー側の主張をうのみにするのではなく
自分の判断を信じてください。

そして、サイエントロジーに関して
自分でリサーチを始めてください。

必要なら私もお手伝いします。

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