こんにちは、ヒカリです。
本日は、なぜブログ管理人である私が、サイエントロジーに参加することになったのかについてお話ししようと思います。
私がサイエントロジーを知ったのは、1991年のこと。
当時、日本では、サイエントロジーの創設者であるL.ロン ハバードの著書『ダイアネティックス』のキャンペーンが行われていました。
そして、私は西新宿にあったある書店で、その本に出合ったのです。
自分の能力を最大限にする本 ダイアネティックス。
そのころの私は、自分の家族の問題を解決するきっかけがほしくて、心理学の書籍や自己啓発の書籍を片っ端から読んでいました。
しかし、実際の状況を改善する方法は見つからず・・・
たまたま立ち寄った書店で、噴火している火山の表紙の書籍に目を止めました。
「何だろう?」
本を開いて、パラパラとめくってみると、他の自己啓発書と様子が違います。
「反応心」、「分析心」、「オーディティング」等の専門用語が使われていて、難しい印象。
でも、なぜか、そのわかりにくさ、に興味を持った私は、その本を購入して、読み始めました。
ご存知のない方のために説明しますが、1950年に発表された「ダイアネティックス」は、宗教的な本ではありません。
ダイアネティックス療法ともいえる一種の「カウンセリング」の実践方法を解説している書籍です。
Amazonの解説によれば、
何が人の本来の能力を阻害するのか、そのメカニズムに迫り、真相を解き明かしていく。全米ナンバーワンの自己開発書の日本語版。
ダイアネティックス療法においては、人間の不条理な行動や苦悩の唯一の原因は、「反応心」という心の一部とされています。
「反応心」は、苦痛と無意識を含む、過去の経験であり、それがその人の思考に悪影響を与えている。
解決策は、オーディティングというテクニックを用いて、その「反応心」を消去すること。
そんな、ダイアネティックスのテクニックを興味を持った私は、書籍に挟まっていたハガキを送って、ダイアネティックスのセミナーに参加することになったのです。
・・・・
セミナーが行われたのは、新宿駅近くにあったとあるホールでした。
かなり大規模のセミナーで、100人以上が参加していたと思います。
まず、簡単な理論の説明があり、その後、参加者は二人一組になり、ダイアネティックスのテクニックを実際に使って、「オーディティング」というカウンセリングを実践することになりました。
今でもよく覚えていますが、その時、私がオーディティングで扱った経験は、私がまだ幼稚園の頃に自宅で祖父が自殺した出来事でした。
もう何年も前のことで、単なる過去の記憶・・・と思っていました。
しかし、祖父の死を、ダイアネティックス療法で「再体験」したところ、思いかけないほどの感情が沸き上がってきて・・・当時の辛さ、悲しさが蘇ってきたのです。
そして、療法が終わったときには、不快な感情は失せ、大きな開放感を得ていました。
幸か不幸か、そのダイアネティックス・セミナーには、私の過去のトラウマを改善する効果があったのです。
それが、私とサイエントロジーの前身となるテクニック、「ダイアネティックス」との出会いでした。