カルトとは?改めて考えてみる

ヒカリです。

この記事はサイエントロジーのことを指すわけではなく、一般的に言われる「カルト」についての定義&考察になります。

 

さて、皆さんは「カルト」というと、何を思い浮かべますか?

「カルト=宗教」と思っている方も多いかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

日本脱カルト協会さんが、とても明解な定義をされているので、引用させていただきます。

 

Q1 カルトとはどういう団体なのですか?

カルトは人権侵害の組織です。組織に依存させて活動させるために、個人の自由を極端に制限します。つまり、全体主義的集団です。そして、①各メンバーの私生活を剥奪して、②集団活動に埋没させる。そして、③メンバーからの批判はもちろんのこと外部からの批判も封鎖し、④組織やリーダへの絶対服従を強いるといった特徴がみられますが、これらの特徴は表面的には隠されていますので、集団の外部から見ても区別がつかないことがふつうです。カルトは、こうした人権侵害の正体を隠すためにマインド・コントロールを用いることが多いです。

 

どうでしょうか?

 

何かを信じるとか、熱心に信仰するからそれはカルト、というわけではないのです。

重要なのは「人権侵害」。

 

そしてさらに、以下の4つの要素も当てはまります。

 

①各メンバーの私生活を剥奪

②集団活動に埋没させる

③メンバーからの批判はもちろんのこと外部からの批判も封鎖

④組織やリーダへの絶対服従を強いる

 

もし、これをお読みのあなたが

「自分はカルトに参加しているのだろうか?」

「宗教=カルトなのだろうか?」

「いいことをしているように見えるけど、これってカルトなの?」

といった疑問をお持ちなのであれば、上記の4つの要素に当てはまるかどうかを確認してみてはいかがでしょうか?